GA4のユーザー属性レポートとは?
訪問者の属性情報をまとめたレポートのこと。
年齢や性別、地域などの情報が一覧でき、それぞれの属性がサイト訪問や行動にどのように影響しているかを分析するのに役立ちます。
「自分のサイト、想定した年齢や性別のユーザーが来てくれているんだろうか…」
「うちの店のHP、アクセスはあるのに人が来ない。地元の人が見てくれてないんだろうか…」
このようなデータを知りたい場合「GA4のユーザー属性レポート」をチェックすればすぐに確認、改善に繋げるが出来ます。
この記事では、GA4(Google アナリティクス4)でユーザー属性レポートを確認する手順とデータの具体的な活用方法を解説します。
- GA4のユーザー属性レポートの見方と詳細の操作方法
- レポートが持つ情報の種類
- レポート活用の場面、ポイント
GA4のユーザー属性とは?初心者でも理解できる基礎知識
GA4のユーザー属性とは、あなたのサイトを訪れるユーザーの情報のことです。
ユーザー属性レポートで確認出来るデータ
- 年齢
- 性別
- 地域(国や県)
GA4のユーザー属性レポートでは
「どんな人がサイトに来ているのか?」
「想定したターゲットユーザーが狙い通りに来てくれているのか?」
ということを細かくチェックし把握、改善する指標として活用出来ます。
GA4のユーザー属性で性別や年齢データを取得するための準備
ユーザー属性データを正しく取得するためには、Googleシグナルを有効にする必要があります。
これをオンにすることで
- 性別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- インタレストカテゴリ(興味関心)別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- 年齢別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
といった情報をレポートでチェックすることが出来るようになります。
GA4のユーザー属性レポートの見方を初心者向けに解説
ユーザー属性サマリー(概要)
GA4にログインして「レポート⇒ユーザー属性⇒概要」をクリック。
ここでユーザー属性の大まかな項目を一覧でチェックすることが出来ます。
ユーザーサマリーでチェック出来る項目
- 国別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- 過去30分間の国別ユーザー数
- 市区町村別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- 性別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- インタレストカテゴリ(興味関心)別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- 年齢別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
- 言語別のユーザー・新規ユーザー・リピーター
ユーザー属性の詳細
ユーザー属性の詳細ではより細かく属性ごとにデータをチェックすることが出来ます。
性別や年齢、地域でも表示させることが出来ます。
デフォルトでは「国」と表示されている部分をクリックすると以下の画像のように確認したいデータを選択できます。
実際に年齢データを表示させた場合
更にもう1つ条件を追加して詳細なデータをチェックすることも可能です。
例えば、「地域別+よく見られているページのアクセス状況」などを表示させることが出来ます。
活用のコツを掴む!GA4 ユーザー属性レポートの効果的な使い方
ここからはユーザー属性レポートをどう活用すればいいか?について解説します。
例えばあなたが旅行サイトを運営していたとします。
GA4のユーザー属性レポートを見て、20代後半から30代初めの女性が多く訪れていることがわかりました。
また、彼女たちは特にアジアの観光地に関する記事を読む傾向がありました。
ということは、今後女性向けのアジア観光地に特化した記事を新規で追加したり、修正して強化すればアクセスが伸びるし、読者の滞在時間もより向上させられることが考えられます。
実際にブログに来てくれている読者のデータが詳細であればあるほど、更新すべき記事がはっきり決まってくるので指標としてはかなり使えます。
まとめ
今回の記事では、GA4ユーザー属性レポートの効果的な使い方を解説しました。
ユーザーの属性を理解することで、読者合った記事を更新することができ、結果としてブログの訪問者数や滞在時間が向上します。
だからこそこの機会にGA4のユーザー属性レポートを活用して、あなたのブログを次のレベルへと引き上げてみてください。