「GA4のリピーター」とは?
Google Analytics 4(GA4)で一度訪れたユーザーが再び訪問する、つまりリピート訪問を行うユーザーのこと。
「自分のサイトに来てくれるユーザーはリピーターが多いのか?新規が多いのか?」
「何割くらいがリピーターとしてアクセスしてくれているのか?」
こんな時は維持率レポートからリピーターをチェックすることで判明します。
この記事ではGA4(Googleアナリティクス4)の維持率レポートから新規ユーザーとリピーターの数を把握し、それをサイト改善に生かすためのポイントを解説します。
- GA4の維持率レポートの見方
- 各項目の解説
- 新規ユーザーとリピーターの分析ポイント
【維持率レポート】GA4でリピーターと新規ユーザーを確認する
GA4にログインして「レポート⇒維持率」をクリック。
新規ユーザーとリピーターの割合に関するレポートが一覧で表示されます。
維持率でチェック出来る項目
- 新規ユーザーとリピーター
- コホート別のユーザー維持率
- コホート別のユーザーエンゲージメント
- ユーザー維持率
- ユーザー エンゲージメント
- ライフタイム バリュー
新規ユーザーとリピーター
まず最初に見るべき部分。
新規ユーザーとリピーターの数字を比較し、何割がリピーターになっているのかをみることが出来ます。
特化型のブログやサイトの場合、そのブログのファンがいる=リピーターが多いとも言えるため1つの指標にすることが出来ます。
コホート別のユーザー維持率
「初回アクセス日」を基準として、1日、7日、30日後に、サイトにきたユーザーの平均時間データです。
データが少ない場合、30日後は出ないこともあります。
コホート別のユーザーエンゲージメント
※※該当日から1日後(2日目)・7日後(8日目)・30日後(31日目)に再訪したユーザーの平均滞在時間になります。
ユーザー維持率
※ユーザーが初めてアクセスした日の人数を100%とした時に、何%が翌日以降戻ってきているかを42日先まで表示したもの。
解説記事や、HPのアクセスページなどは維持率が高いと興味のあるユーザーがアクセスしていると考えられます。
逆に維持率が下がっているということは「1度見て満足したユーザーが多い」、あるいは「1度アクセスはしたけれど求める内容ではなかった」ということが考えられます。
ユーザーエンゲージメント
最初の42日間に再度サイトを訪れたユーザーの平均エンゲージメント時間データ。リピーターのデータのみが表示されます。
ライフタイムバリュー
新規ユーザーの初回訪問から120日間の平均収益を表示。
一度商品を購入したユーザーが再度購入、といった場合にこのデータが伸びます。
まとめ
基本的に、ブログが成長するにつれてリピーターは増えていきます。
きちんと成長しているかを測る指標の1つとして、維持率レポートを活用してみてください。